ゴールデンウィークに
行ってほしい奈良の古寺
【おすすめ5選!】
折角のゴールデンウィーク、奈良でお寺巡りをしてみたい!と思いませんか?
この記事ではゴールデンウィークにぜひ行ってほしいと思う、おすすめの奈良の古寺を5つ厳選してご紹介いたします。
奈良観光のご参考にしてみてください!
まず最初におすすめするのが「岡寺(明日香村)」です。
おすすめの理由は次の3点です。
- ゴールデンウィーク限定の「華の池」が見られる
- 石楠花(しゃくなげ)や牡丹、躑躅(つつじ)もたくさん
- 一緒に厄除けもどうぞ
岡寺では毎年ゴールデンウィーク期間中のみ行われる「華の池」というイベントがあります。
ご覧通り、境内の池に天竺牡丹(ダリア)が一面に浮かべられてきれいです!



手水舎もきれいに彩られています。

色とりどりの鮮やかな天竺牡丹が見られます。

SNS映えすること間違いなし!
ちなみに、御朱印は切り絵になった「華の池」バージョンもあります。

岡寺は天竺牡丹だけでなく、石楠花の名所でもありますので、一緒に石楠花も見られますよ!

その他、牡丹や躑躅(つつじ)も見られます。



一度にこんなにたくさんのお花が見られるなんて!
ちなみに、岡寺は「日本最初の厄除け霊場」と言われていて、奈良県内有数の厄除け祈願のお寺として知られています。
厄除け法要は毎日行われていますので、良かったら一緒に厄除け祈願もされてみてはいかがでしょうか?
岡寺の歴史や見どころ、アクセスなどについて知りたい方は下記の記事もぜひ参考にしてみてください!
長谷寺(桜井市)
続いておすすめするのが「長谷寺(桜井市)」です。
おすすめの理由は次の3点です。
- 長谷寺の代名詞「牡丹」が見られる
- 趣ある境内を堪能できる
- 御本尊のお御足に触れられる
長谷寺は別名「花の御寺(みてら)」と呼ばれていて、一年中お花が楽しめるお寺として知られています。
中でも「牡丹」が有名で、ちょうどゴールデンウィーク期間に長谷寺の牡丹が見られます。
長谷寺本堂へ続く登廊(のぼりろう)がご覧のように牡丹で彩られています。

赤・白・黄色、紫、ピンク、色とりどりの牡丹が見られますし、登楼以外のところでも見られますよ!




長谷寺はお寺そのものに趣があって、京都の清水寺のように本堂からせり出した外舞台があります。
外舞台から見える五重塔は格別ですよ!

ちなみにこの時期は特別公開として本堂内部に入ることができ、御本尊である『十一面観世音菩薩立像』のお御足に触ることができます(別途拝観料が必要)。

お御足に触れられるのは春と秋の年2回しかないので、この機会にぜひ!
長谷寺の歴史や見どころ、アクセスなどについて知りたい方は下記の記事もぜひ参考にしてみてください!
室生寺(宇陀市)
3つ目におすすめするのが「室生寺(宇陀市)」です。
おすすめの理由は次の2点です。
- 石楠花(しゃくなげ)が見られる
- 金堂の特別拝観ができる
室生寺と言ったら代名詞とも言える「石楠花」です。
境内には約3000株の石楠花が植えられているそうです。



またこの五重塔と石楠花が合うんですよ~
ちなみに、この時期は普段見られない金堂内部の特別拝観が行われています。



金堂内部の写真撮影が解禁されました
仏像が好きな方は特におすすめ!
室生寺の歴史や見どころ、アクセスなどについて知りたい方は下記の記事もぜひ参考にしてみてください!
當麻寺(葛城市)
4つ目におすすめするのが「當麻寺(葛城市)」です。
おすすめの理由は次の2点です。
- お庭がたくさん
- お抹茶や写経・写仏体験も
當麻寺は「仏像とかちょっとよくわかんないんだけど…」という方でも安心です。
なぜなら當麻寺には「中の坊・香藕(こうぐう)園」「西南院」「奥院・浄土庭園」でお庭を楽しむことができます。
※それぞれに拝観料が必要です


香藕園は大和三名園の一つです
庭から見える塔がいい感じ


西南院には水琴窟があって、水の音に心癒されます


奥院・浄土庭園では水のせせらぎの音が心地よいです
ちなみに、中の坊・香藕園と西南院ではお抹茶(別途料金必要)をいただけます。
折角なので私は中の坊・香藕園でお抹茶をいただきました。


お庭を見ながらのお抹茶は格別でした
また、中の坊・香藕園では写経や写仏体験もできるようになっています。

折角のゴールデンウィーク、仕事や勉強のことは忘れて精神のデトックスにいかがでしょうか?
當麻寺の歴史や見どころ、アクセスなどについて知りたい方は下記の記事もぜひ参考にしてみてください!
法隆寺&中宮寺(斑鳩町)
最後におすすめするのが「法隆寺と中宮寺(斑鳩町)」です。
おすすめの理由は次の2点です。
- 法隆寺で秘仏「救世(くせ)観音菩薩立像」が見られる
- 中宮寺で山吹が見られる
正直言いまして、法隆寺は別にゴールデンウィークに限らずいつでもおすすめなんですが、特にこの時期は夢殿で秘仏「救世(くせ)観音菩薩立像」が見られます。

この救世観音菩薩立像、色々曰くつきでして、触れると祟りが起こるという言い伝えがあったため、200年もの間封印されていました。
明治になってやっと封印が解かれたのですが、春と秋の年2回しか見られません。
春の公開時とゴールデンウィークが重なるので、この機会に法隆寺をおすすめします。

救世観音菩薩立像は聖徳太子の生き写しと言われています
貴重なので目に焼き付けておいてください
そして、夢殿のすぐ隣には中宮寺があります。
中宮寺ではちょうどこの時期に山吹が咲いていて(ちょっと見頃は過ぎていますが…)、山吹は中宮寺の代名詞みたいなもんです。

ちなみに特別御朱印として、春限定の山吹仕様のものがあります。

法隆寺や中宮寺の歴史や見どころ、アクセスなどについて知りたい方は下記の記事もぜひ参考にしてみてください!
最後に
以上、ゴールデンウィークにおすすめの5つの奈良の古寺をご紹介いたしました。
おさらいすると次の5寺です。
- 1:岡寺(明日香村)
- 2:長谷寺(桜井市)
- 3:室生寺(宇陀市)
- 4:當麻寺(葛城市)
- 5:法隆寺&中宮寺(斑鳩町)
どのお寺もここでは紹介しきれなかったスポットや素晴らしい魅力があるので、ぜひ実際に行ってみてください!
こちらの記事が参考になりましたら幸いです。

これからゴールデンウィークの方、今まさにゴールデンウィーク期間中の方、奈良を楽しんでください!


よつぐ
奈良県在住(出身は大阪)。ひょんなことから奈良に引っ越すことになり、たまたま行った長谷寺をきっかけにお寺好きになりました。奈良県出身者ではないからこその視点で、奈良の古寺の良さや奥深さをお伝えできればと思っています。