ゴールデンウィークに
行ってほしい奈良の古寺
【おすすめ5選!】

折角のゴールデンウィーク、奈良でお寺巡りをしてみたい!と思いませんか?

この記事ではゴールデンウィークにぜひ行ってほしいと思う、おすすめの奈良の古寺を5つ厳選してご紹介いたします。

奈良観光のご参考にしてみてください!

まず最初におすすめするのが「岡寺(明日香村)」です。おすすめの理由は次の3点です。

  • ゴールデンウィーク限定の「華の池」が見られる
  • 石楠花(しゃくなげ)や牡丹、躑躅(つつじ)もたくさん
  • 一緒に厄除けもどうぞ

岡寺では毎年ゴールデンウィーク期間中のみ行われる「華の池」というイベントがあります。

ご覧通り、境内の池に天竺牡丹(ダリア)が一面に浮かべられてきれいです!

手水舎もきれいに彩られています。

色とりどりの鮮やかな天竺牡丹が見られます。

よつぐ
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SNS映えすること間違いなし!

ちなみに、御朱印は切り絵になった「華の池」バージョンもあります。

岡寺は天竺牡丹だけでなく、石楠花の名所でもあります。一緒に石楠花も見られますよ!

その他、牡丹や躑躅(つつじ)も見られます。

よつぐ
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一度にこんなにたくさんのお花が見られるなんて!

ちなみに、岡寺は「日本最初の厄除け霊場」と言われていて、奈良県内有数の厄除け祈願のお寺として知られています。

厄除け法要は毎日行われていますので、良かったら一緒に厄除け祈願もされてみてはいかがでしょうか?

もっと岡寺について知りたい方は下記の記事もぜひ参考にしてみてください!

岡寺へのアクセスと拝観情報

岡寺へは最寄りのバス停から歩いていくのがおすすめです
※道幅が狭いため、車で行かれる方は十分ご注意ください

バス停「岡寺前」のすぐ前にある鳥居を通り抜け、そのまま道なりに10分ほど歩くと岡寺の仁王門へ着きます。

最初は緩やかな坂道ですが、岡寺に近づくにつれて急な坂道になるので、ご年配の方は大変に感じられるかもしれません。

バスは近鉄「橿原神宮前」駅と「飛鳥」駅から出ています。

乗車時間は橿原神宮前からですと約24分、飛鳥駅からですと約19分です。
橿原神宮前駅から「岡寺前」への時刻表
飛鳥駅から「岡寺前」への時刻表

拝観時間8:30~17:00
拝観料
(通常期)
大人:400円
高校生:300円
中学生:200円
小学生以下無料

※団体割引(50名以上)あり
所在地奈良県高市郡明日香村岡806
TEL0744-54-2007
ホームページhttps://www.okadera3307.com/
その他無料駐車場有
近隣に民営駐車場有
JAFクーポン有

長谷寺(桜井市)

続いておすすめするのが「長谷寺(桜井市)」です。おすすめの理由は次の3点です。

  • 長谷寺の代名詞「牡丹」が見られる
  • 趣ある境内を堪能できる
  • 御本尊のお御足に触れられる

長谷寺は別名「花の御寺(みてら)」と呼ばれていて、一年中お花が楽しめるお寺として知られています。

中でも「牡丹」が有名で、ちょうどゴールデンウィーク期間に長谷寺の牡丹が見られます。

長谷寺本堂へ続く登廊(のぼりろう)がご覧のように牡丹で彩られています。

長谷寺登楼の牡丹

赤・白・黄色、紫、ピンク、色とりどりの牡丹が見られますし、登楼以外のところでも見られますよ!

長谷寺の牡丹
長谷寺の牡丹
長谷寺の牡丹
長谷寺の牡丹

長谷寺はお寺そのものに趣があって、京都の清水寺のように本堂からせり出した外舞台があります。そこから見える景色も絶景です。

特に外舞台から見える五重塔は格別です。

長谷寺五重塔

ちなみにこの時期は特別公開として本堂内部に入ることができ、御本尊である『十一面観世音菩薩立像』のお御足に触ることができます(別途拝観料が必要)。

よつぐ
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お御足に触れられるのは春と秋の年2回しかないので、この機会にぜひ!

もっと長谷寺について知りたい方は下記の記事もぜひ参考にしてみてください!

長谷寺へのアクセスと拝観情報

長谷寺へは最寄駅から徒歩で行くのが基本です。長谷寺の最寄り駅は近鉄大阪線「長谷寺」駅です。

長谷寺駅の改札口を出たらそのまま前の道を進み、突き当たりまで来たら左へ曲がります。

そのまま直進して交差点と川(大和川)を過ぎ、突き当たりまで来たら今度は右へ曲がります。

そのまま直進すると「與喜天満神社」の長い階段が見えますので、そこで左に曲がり直進すると長谷寺の受付に来ます。

近鉄大阪線の「大和朝倉」駅や、近鉄/JRの「桜井」駅から長谷寺参道までのコミュニティバスが出ていますが、1〜2時間に1本程度しか出ていませんので注意してください。

拝観時間8:30〜17:00(4月〜9月)
9:00〜17:00(10月〜11月、3月)
9:00〜16:30(12月〜2月)
※催しによって時間延長あり
拝観料大人(中学生以上):500円
小学生:250円
※団体割引あり (30名以上)
※身障者割引あり
所在地奈良県桜井市初瀬731-1
TEL0744-47-7001
ホームページhttps://www.hasedera.or.jp/
その他有料駐車場有(参道に民間駐車場有)
境内送迎車両有(事前の問い合わせ必要)
JAFクーポン有

室生寺(宇陀市)

3つ目におすすめするのが「室生寺(宇陀市)」です。おすすめの理由は次の2点です。

  • 石楠花(しゃくなげ)が見られる
  • 金堂の特別拝観ができる

室生寺と言ったら石楠花です。約3000株の石楠花が植えられているそうです。

室生寺石楠花
室生寺石楠花
よつぐ
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またこの五重塔と石楠花が合うんですよ~

ちなみに、この時期は普段見られない金堂内部の特別拝観が行われています。

室生寺金堂
室生寺金堂
よつぐ
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金堂内部の写真撮影が解禁されました

仏像が好きな方は特におすすめ!

もっと室生寺について知りたい方は下記の記事もぜひ参考にしてみてください!

室生寺へのアクセスと拝観情報

室生寺へは近鉄「室生口大野」駅からバスで行くのがおすすめです。

「室生寺」のバス停に着きましたら、川に沿って東の方へ5分ほど歩くと朱色の太鼓橋が見えます。その橋を渡ると本坊などがある表門に到着します。

表門の前を右へ曲がってそのまま進むと拝観受付のところに来ます。

バスの乗車時間は室生口大野駅から約14分です。
室生口大野駅から「室生寺」への時刻表

土砂崩れの影響で迂回して運行されることがあるため、通常より多く時間がかかる場合があります

拝観時間【境内】
8:30~17:00
※12/1~3/31の間は9:00~16:00

【寳物殿】
9:00~16:30
※12/1~3/31の間は9:30~15:30(受付は15:00まで)
拝観料大人:600円
子ども:400円
(寳物殿は別途一律400円)

※団体割引あり
所在地奈良県宇陀市室生78
TEL0745-93-2003
ホームページhttp://www.murouji.or.jp/
その他有料駐車場有
JAFクーポン有

當麻寺(葛城市)

4つ目におすすめするのが「當麻寺(葛城市)」です。おすすめの理由は次の2点です。

  • お庭がたくさん
  • お抹茶や写経・写仏体験も

當麻寺は「仏像とかちょっとよくわかんないんだけど…」という方でも安心です。

なぜなら當麻寺には「中の坊・香藕(こうぐう)園」「西南院」「奥院・浄土庭園」でお庭を楽しむことができます。
※それぞれに拝観料が必要です

中の坊・香藕園
※中の坊・香藕園
よつぐ
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香藕園は大和三名園の一つです

庭から見える塔がいい感じ

當麻寺西南院
※西南院
よつぐ
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西南院には水琴窟があって、水の音に心癒されます

當麻寺奥院浄土庭園
※奥院・浄土庭園
よつぐ
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奥院・浄土庭園では水のせせらぎの音が心地よいです

ちなみに、中の坊・香藕園と西南院ではお抹茶(別途料金必要)をいただけます。折角なので私は中の坊・香藕園でお抹茶をいただきました。

當麻寺お抹茶
よつぐ
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お庭を見ながらのお抹茶は格別でした

また、中の坊・香藕園では写経や写仏体験もできるようになっています。

よつぐ
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折角のゴールデンウィーク、仕事や勉強のことは忘れて精神のデトックスにいかがでしょうか?

もっと當麻寺について知りたい方は下記の記事もぜひ参考にしてみてください!

當麻寺へのアクセスと拝観情報

當麻寺の最寄り駅は近鉄南大阪線の「当麻寺」駅で、近くにバス停はないことから徒歩で行くのが基本です。

当麻寺駅の改札を出て、そのまままっすぐ進みますと交差点の角に「中将堂本舗(和菓子屋)」さんがあります。

その交差点を右へ曲がり、そのまま直進すると當麻寺の仁王門に到着します。

駅から當麻寺まで徒歩15分ほどですが、二上山を見ながら歩いているとすぐに感じました。

拝観時間9:00~17:00
拝観料【伽藍三堂(曼荼羅堂/金堂/講堂)・中の坊・西南院・奥院それぞれで】
大人:500円
小学生:250円
※お抹茶・写経/写仏体験の場合別途必要

※時期により変更の場合あり
※団体割引あり (30名以上)
所在地奈良県葛城市當麻1263
TEL0745-48-2001
ホームページ【中の坊】
https://www.taimadera.org/
【西南院】
https://taimadera-sainain.or.jp/
【奥院】
https://www.taimadera.or.jp/
その他民間駐車場有
JAFクーポン有(条件あり)

法隆寺&中宮寺(斑鳩町)

最後におすすめするのが「法隆寺と中宮寺(斑鳩町)」です。おすすめの理由は次の2点です。

  • 法隆寺で秘仏「救世(くせ)観音菩薩立像」が見られる
  • 中宮寺で山吹が見られる

正直言いまして、法隆寺は別にゴールデンウィークに限らずいつでもおすすめなんですが、特にこの時期は秘仏「救世観音菩薩立像」が見られます。

この救世観音菩薩立像、色々曰くつきでして、触れると祟りが起こるという言い伝えがあったため、200年もの間封印されていました。

明治になってやっと封印が解かれたのですが、春と秋の年2回しか見られません。

春の公開時とゴールデンウィークが重なるので、この機会に法隆寺をおすすめします。

救世観音菩薩立像は法隆寺の東の端(東院伽藍)にある「夢殿」で見ることができます。

法隆寺夢殿
よつぐ
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救世観音菩薩立像は聖徳太子の生き写しと言われています

貴重なので目に焼き付けておいてください

そして、夢殿のすぐ隣には中宮寺があります。

中宮寺ではちょうどこの時期に山吹が咲いていて(ちょっと見頃は過ぎていますが…)、山吹は中宮寺の代名詞みたいなもんです。

中宮寺山吹

ちなみに特別御朱印として、春限定の山吹仕様のものがあります。

中宮寺特別御朱印

もっと法隆寺や中宮寺について知りたい方は下記の記事もぜひ参考にしてみてください!

法隆寺へのアクセスと拝観情報

法隆寺へは最寄駅から徒歩で行くか、最寄りのバス停まで奈良交通バスを利用して行く方法があります。

最寄駅から徒歩で行く場合

法隆寺の最寄駅はJR大和路線「法隆寺」駅です。

法隆寺駅北口から北の方向へ進んでいき、突き当たりのところで左に曲がると法隆寺南大門につづく参道に着きます。

徒歩だと約24分かかります。

各駅からバスで行く場合

法隆寺へはJR法隆寺駅をはじめ、JR王寺(近鉄新王寺)駅、近鉄郡山駅、JR/近鉄奈良駅から奈良交通バスが出ています。

降りるバス停は「法隆寺前」ですが、JR法隆寺駅から出ている72系統のバスのみ「法隆寺参道」というところでも降りられます。
JR法隆寺駅から「法隆寺前」への時刻表
JR王寺/近鉄新王寺駅から「法隆寺前」への時刻表
近鉄郡山駅から「法隆寺前」への時刻表
JR奈良駅から「法隆寺前」への時刻表
近鉄奈良駅から「法隆寺前」への時刻表

JR法隆寺駅とJR王寺(近鉄新王寺)駅ではコミュニティバスも出ています

拝観時間8:00~17:00 (2/22〜11/3)
8:00~16:30 (11/4〜2/21)
※閉館時間が近づくと入れない施設あり
拝観料大人(中学生以上):1500円
小学生:750円
※団体割引あり (30名以上)
※身障者割引あり
所在地奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
TEL0745-75-2555
ホームページhttp://www.horyuji.or.jp/
その他近隣に民間有料駐車場有

中宮寺へのアクセスと拝観情報

最寄駅から徒歩で行く場合

中宮寺の最寄駅はJR大和路線「法隆寺」駅です。

法隆寺駅北口から北の方向へ進んでいき、法隆寺の東院伽藍を目指して進みます。

徒歩だと約22分かかります。

各駅からバスで行く場合

中宮寺の最寄りのバス停は「中宮寺前」です。

JR法隆寺駅をはじめ、JR王寺(近鉄新王寺)駅、近鉄郡山駅、JR/近鉄奈良駅から奈良交通バスが出ています。
JR法隆寺駅から「中宮寺前」への時刻表
JR王寺/近鉄新王寺駅から「中宮寺前」への時刻表
近鉄郡山駅から「中宮寺前」への時刻表
JR奈良駅から「中宮寺前」への時刻表
近鉄奈良駅から「中宮寺前」への時刻表

JR法隆寺駅とJR王寺(近鉄新王寺)駅ではコミュニティバスも出ています
※降りるバス停は「中宮寺」

拝観時間9:00~16:30 (3/21〜9/30)
9:00~16:00 (10/1〜3/20)
※受付は閉門15分前まで
拝観料大人(中学生以上):600円
小学生:300円
※団体割引あり (30名以上)
所在地奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1-1-2
TEL0745-75-2106
ホームページhttp://www.chuguji.jp/
その他近隣に民間有料駐車場有
JAFクーポン利用可

最後に

以上、ゴールデンウィークにおすすめの5つの奈良の古寺をご紹介いたしました。

おさらいすると次の5寺です。

  • 1:岡寺(明日香村)
  • 2:長谷寺(桜井市)
  • 3:室生寺(宇陀市)
  • 4:當麻寺(葛城市)
  • 5:法隆寺&中宮寺(斑鳩町)

どのお寺もここでは紹介しきれなかったスポットや素晴らしい魅力があるので、ぜひ実際に行ってみてください!

こちらの記事が参考になりましたら幸いです。

よつぐ
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これからゴールデンウィークの方、今まさにゴールデンウィーク期間中の方、奈良を楽しんでください!